第2回ストリート・オブ・ソウル・フェスティバル（韓国人学生団体主催）がマサチューセッツ大学アマースト校のキャンパスセンターの講堂で開かれた。フェスティバルでは韓国料理が出され、K-POPのダンスや竹刀を使った武術のパフォーマンスが上演された。

韓国人学生団体(KSA)の代表のアンジェラ・パークさんによると、フェスティバルではアレン・パークさん、ベン・リーさんなどの著名なパフォーマー、Kimchi Gang、Clickbeitといったグループが筆頭となって、300人以上の観客を楽しませたという。昨年の観客の数は270人ほどだった。

｢たくさんの方がフェスティバルに参加してくれてとても嬉しい｣。幕間に舞台裏でパークさんは語った。｢今後も毎年観客の数が増やせられたらと考えている。学生には文化的なイベントに参加することで、多文化体験をして欲しい｣。

フェスティバルは午後5時半に開場した。参加者は韓国料理店「カナ」による食事をビュッフェ形式で楽しんだ。パフォーマンスは7時に始まり、UMassのK-POPグループが最初に演技をした。

｢このイベントのために、皆で一体となってパフォーマンスに取り組んだ｣とロヴィーサ・フジャエルスコッグさんは演技が始まる前に語った。「事前にオーディションを行ったが、皆が出場権を得ることができた。だけど、一番努力したパフォーマーがこのイベントにふさわしいと思う｣。

パフォーマンスに出場したUMassのダンスチーム、TASCは中国のヨーヨーを使ってパフォーマンスを行った。機械工学専攻の大学1年生、ドナルド・チャングさんによると、チームは数ヶ月間にわたって練習をしたという。チャングさんは来年もフェスティバルに出場することを望んでいる。

アマーストカレッジの学生2名による剣道の実演も人気があった。剣道は竹の刀を使った日本の武道。黒い防具を着た学生は様々な攻撃方法を発表した後、観客の中からやってみたいという人を募り実際に体験してもらった。

KSAが休憩時間をアナウンスした頃、コンピューター工学専攻の１年生のジョール・コロンさんは、このイベントをとても楽しんでいると言った。

「このようなダンスを見たのは初めてだし、友達と一緒に楽しむことができて嬉しく思う」と話した。

シモンズ大学で看護学を学ぶレベッカ・ラムジーさんもダンスについて「素晴らしかった」と話した。一番気に入ったパフォーマンスについて聞くと、UMass KDCとClickbaitがいい勝負だという。

パフォーマンスの最後には、事前にインスタグラムを通して抽選が行われていたKSAのオリジナルパーカーの配布があり、フェスティバルは午後9時に幕を閉じた。

パークさんによると、ストリート・オブ・ソウル・フェスティバルを行う以前にはこのような規模のイベントは行ったことがないという。UMass外から食べ物を調達しただけではなく、他のイベントのうちのいくつかを諦めなければならなかった。だが、最終的にはやって良かったと思うと話している。

「このような大きなフェスティバルを行うことは、多くの人々に参加してもらえる素晴らしい機会だし、韓国の文化に興味がある人皆が一緒になって経験できる楽しいイベントだ」と語った。

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