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第10回サステイナビリティ・フェスティバル

持続可能なライフスタイルを目指して
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J.GIBSON-OKUNIEFF
(Judith Gibson-Okunieff/Daily Collegian)

第10回目のサステイナビリティ・フェスティバルが、先週土曜日アマースト・タウン・コモンで行われた。清々しい春の天気の中、多くの唱道団体、学生団体、地域の行商人やビジネス団体が同イベントに訪れた。

フェスティバルは気候変動に関する会合の2019 Western Massachusetts March for Scienceに引き続き、午前10時から午後4時まで開催された。地域のミュージシャンによる演奏が行われた他、リサイクルできない製品を再利用する取り組みもみられた。多くの地域団体のためのインフォメーションブースも設けられた。

「フェスティバルは、地域の住人がより持続可能な生活を送るための教育的なイベントだ」と主催者のステファニー・シカレロさんは話した。シカレロさんはフェスティバルの企画や運営を取りまとめた。

サステイナビリティ・フェスティバルは、2009年にそれまで別で行われていたオクトーバー・リニューアブル・エナジー・フェアーとエイプリル・アースデイ・フェスティバルの合体により始まった。小雨が降り天気に恵まれなかったものの、今年も多くの人で賑わった。

イベントの運営に携わったのブレンダ・ケネディ・デイヴィスさんは、普通はゴミになるような多くの物を参加者から集めた。集まった資源は破れた服、片方しかない靴、空の木質ペレットの袋、壊れた携帯電話やノートパソコン、さらに買い物袋として再利用することができるペット用のえさの袋などを含む。織物は慈善団体の救世主(Salvation Army)に引き取られた。電子機器は同州パーマー市にあるリサイクルショップ、Gold Circuit E-cyclingで分解された後再利用されるという。

「電子機器の製造に欠かせない原材料の多くはコンゴ共和国で採掘されている。最新の携帯電話を買えば、同国の戦争に貢献することになり、むやみな買い換えは避けるべきだ」とデイヴィスさんは参加者に伝えた。

彼女は、埋立地に捨てられている廃棄物の多くはリサイクル可能なことも伝えた。アマーストの公立学校に着られなくなった服を入れる寄進箱の設置を検討した。

クライメート・アクション・ナウ(Climate Action Now)とマザーズ・アウト・フロント(Mothers Out Front)の2つの唱道団体はブースを出し、それぞれの活動内容について説明した。町会議員のダルシー・デュモン氏も同2団体に所属している。デュモン氏は町に必要な分だけ電力を購入できる「Community Choice Aggregation(CCA)」を推進している。

「CCAを浸透させることで二酸化炭素の排出を抑えられることが楽しみだ」とデュモン氏は述べた。

アマーストの商業特別地区(BID)にある商工会議所は、使用済みのクレヨンを溶かし、新たに利用する取り組みを行っている。

アマースト在住のジョン・ページさんは商工会議所のマーケティングと人事に関わっている。この取り組みは同町で開催される「アート・ウィーク」に活用されるという。同イベント中は歩道がチョークで彩られ、壁画や詩、美術建築物についてのストーリーテリングなどが催される予定だ。

「他にも5キロマラソンや祭りなど、毎週末は何かしら催されるだろう」とページさん。

マサチューセッツ大学アマースト校(UMass)で永久的な持続可能性を目指す、パーマカルチャー・イニシアチブは、同大学内にある5つの菜園で栽培されたハーブと果物のジャムを参加者に販売した。フランクリン食堂付近で最初の菜園ができた2010年以降も、他3つの同大学の食堂や同大学総長のスバスワミー氏の自宅付近でも菜園が設置された。

「菜園をつくり、維持しているのはここの学生。全ての農作物は学生による努力のたまものだ」と、学生の菜園栽培活動を取りまとめるキャナ・フェッロさんは述べた。

「去年は109もの業者がイベントに関わった。最初に開催された頃と比べ、ずいぶんと規模が大きくなった」。シカレロさんはサステイナビリティ・フェスティバルの進化に誇らしげだ。。

記事の作成者のデイビット・ゲデス・ジュニアの連絡先は、[email protected]. まで

翻訳者の岡本明香音の連絡先は、[email protected] まで
編集者の山崎友梨香の連絡先は、[email protected] まで

 

 

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